肥満ぎみの方が行なう食事療法の特徴

肥満になる原因は摂取カロリーより消費カロリーが少ないからと言うことになりますが、同じ食事をしていても加齢によって太りやすくなったり、食べる時間帯によっても消費カロリーが違ってきます。

若い人は太っていると見た目が悪く、流行りの洋服を素敵に着こなせないなどの理由を挙げる人が多いですが、中高年の場合は見栄えより健康面への不安を訴える人が圧倒的に増えてきます。糖尿病や高血圧、心筋梗塞などの成人病にならないためにも、体重を減らしたいと考えている人が少なくありません。

食事療法の特徴は近道や王道がないと言っても過言ではありません。毎日の積み重ねが成果に繋がります。体脂肪1kgは約7000kカロリーです。一日のカロリー摂取量を700kカロリー減らしたとしても、1kg痩せるためには10日間を要します。しかしコツコツ続けていけば、一か月後、半年後には大きな数字になって表れてきます。

体重の多い人はすぐに運動をすると足腰に負担が掛りますが、ある程度体重が落ちたら運動も取り入れると減量もはかどりますし、程度な運動は気分転換にもなります。また減量には終わりがなく、痩せた後に体重を維持するためにも、生活習慣を見直し、腹八分目と適度な運動を心掛けることが重要です。