紫外線が気になる季節。日焼け止めなどや日傘などで対策している人も多いでしょう。ですが、目への紫外線対策も忘れてはいけません。
紫外線は目の老化を促進するといわれているのですが、特に注目されているのが糖化です。糖化というのは糖分とたんぱく質が結合した物質が過熱され、全身の老化を促進するAGEに変わる現象のこと。AGEは動脈硬化や糖尿病、がんなどの原因の1つでもあります。目の場合、紫外線の影響で水晶体のクリスタリンというたんぱく質にAGEが生じることがあります。水晶体は一生代謝しないのでAGEが溜まってしまい、結果として水晶体が衰えて老眼を促進させてしまうのです。
また、美容の面からも紫外線対策は重要。目の日焼けは目視ではほとんど分かりませんが、紫外線によって肌が炎症を起こすのと同じようにさまざまなトラブルの原因になります。本来、角膜や水晶体といった目の組織は外から入ってくる紫外線を吸収して目を守る役割を果たします。ただ紫外線を大量に浴びてしまうと角膜が炎症を起こし、そのダメージがストレスとして脳に伝わり、脳がストレスホルモンを分泌します。この結果、脳が紫外線をブロックしようと全身の皮膚に肌を黒くするメラニン色素を作るよう指令を出してしまうのです。どれだけ肌の紫外線対策をしていても、これでは肌が黒くなっていく一方。美白をめざすならしっかり対策をしなくてはいけません。
目を紫外線のダメージから守るならサングラスをかけるのがベスト。ですが、休日はよくても勤務中の外回りなどではサングラスをかけるのは難しい人も多いでしょう。そんなときにはUVカット効果のあるメガネやコンタクトレンズを使ってみてください。メガネレンズは基本UVカットコーティングされていますが、その他にも目を保護するいろいろな機能を備えたレンズもあります。目的に合わせて選ぶといいでしょう。
コンタクトレンズに関してはつけ心地も大事。しっかりとUVカットができてつけ心地も悪くない、そんなものを選ぶのがベストです。そこでおすすめしたいのが使い捨てコンタクトレンズ「WAVE」。UVカット機能はもちろん、うるおいや乾きにくさ、価格の安さなど全体のバランスがとれた使い捨てコンタクトレンズになっています。紫外線は1年中降り注いでいるといわれています。出来るところから毎日コツコツ対策していくようにしましょう。