耳鳴りにはストレスが関係しています

耳鳴りは、周囲に音がしていないのに、ジーンとした音を感じることが多く、10パーセントから15パーセントの人が悩んでいると言われています。精神的なストレスが原因であることが多く、自律神経失調症やうつ病が原因でも起こることがあります。中高年以降の方は、難聴を伴っている場合があるため、早めに耳鼻咽喉科に通院をして診察を受けることが大事です。

メニエール病や高血圧、脳梗塞、脳腫瘍などの病気の可能性があるため、加齢のせいだと決め付けずに早めに治療を始めることが大切です。軽度の場合は、ビタミン剤や内服薬による薬物療法が中心になりますが、注射による治療も受けることができます。

主な治療法は、薬物療法が中心になりますが、難聴の症状が伴う場合は補聴器を使用する必要があります。精神的なストレスが原因の場合は、心理療法による治療を行うことがありますし、理学療法による治療も受けることができます。普段の生活では、過度なストレスを溜めないように、充分な休息や睡眠を心掛けるようにして下さい。病気が隠れている場合は、専門の病院に行って適切な治療を受けることが大事です。めまいや立ちくらみなどが見られる場合があるので、放置をしないようにしましょう。